Docker コンテナのデプロイ環境について
Docker コンテナのデプロイ環境について
Docker コンテナの管理システムサービスの種類
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運用を自前で行うオンプレミス型
Docker Swarm
- Docker 社が開発している OSS のコンテナ管理システム
学習コストが低いが本番環境で必要になってくるサービスディスカバリや
ゼロダウンタイムなどの仕組みが標準で提供されない。
- Docker 社が開発している OSS のコンテナ管理システム
Kubernetes ( クーべネティス )
- Google が中心となって開発してきた OSS のコンテナ管理システム
10 年に渡る Google の運用経験をベースにして作られており Docker Swarm
で標準提供されていない本番環境で必要となってくる仕組みが提供されおり
様々なコンテナ運用ケースをカバーできるが学習コストは高い面がある。
- Google が中心となって開発してきた OSS のコンテナ管理システム
Docker UCP
- Docker 社が提供する商用のコンテナ管理システム
クーベネティス程高機能ではないが UI が付属しており GUI ベース
で管理ができるので非常に分かりやすくなっている。
- Docker 社が提供する商用のコンテナ管理システム
Deis
- Docker をベースにした PaaS 型のコンテナ管理システム
よりアプリケーション開発フローに特化したシステムになっており
アプリケーション開発者に最小限の学習コストで管理が可能になっている。
- Docker をベースにした PaaS 型のコンテナ管理システム
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運用を外部サービスが行ってくれるクラウド型
Docker Cloud
- コンテナホストは自前で用意する必要はあるが Docker 社が提供
しているためシンプルで分かりやすくなっているのが特徴。
- コンテナホストは自前で用意する必要はあるが Docker 社が提供
Amazon EC2 Container Service ( ECS )
- 他の AWS との密に連携するシステムであることが特徴的で
コンテナ管理システム自体には課金されず EC2 インスタンス文課金される方式。
- 他の AWS との密に連携するシステムであることが特徴的で
Google Container Engine ( GKE )
- 基本的な使い方はクーベネティスと大差ないがクーベネティス自体の運用を
任せられるため学習コストは低くなるメリットがある。
- 基本的な使い方はクーベネティスと大差ないがクーベネティス自体の運用を
どれもサービスの利用に料金が掛かりこういったホスティングや 管理を行うサービスの事を CaaS ( Container as a Service ) またはコンテナオーケストレーションと呼んでいる。
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